最後の100日~君に幸あれ~
学校に着くのは思ったより早くてすぐ着いてしまった。
教室へ行けばいつものように葵ちゃんが話しかけてくれる。
当たり前のような日々。
ルイはこんな日々を過ごしていたのかな?
なんて考えていると葵ちゃんに不思議な目で見られた。
「美奈ちゃんどうしたの?
なんかあった?」
そうくびを傾げながらいう葵ちゃんに、私は心配させないように微笑みながら首を振った。
「なんかあったら言ってね?
絶対に私が助ける!」
フンッ!と言いそうなくらい意気込んでる葵ちゃんに笑みがこぼれた。