ラヴソングを君に。







穂波たちが戻ってくる前に、教室に戻る。




「響來〜っ!」




穂波たちは私が聞いていたとも知らずに、何事も無かったかのように話かけてきた。


本当は、『聞いてたよ』この一言が言いたかったけれど意外にも冷静にこれからの学校生活を考えてしまい、



『あ、穂波たち。トイレ行ってたの?居なかったから心配したよ〜』



と、私は友達の“フリ”をする事を、友達ごっこをする事を決めた。



そして、クリスマスパーティーも終わり、家に帰る道のりで



「響來、ごめん…」



と前置きをされ、誕生日パーティーをドタキャンされた。




< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop