キミが好きなのは俺

健一さんはそう言うと、



「陽菜ちゃん、少しだけ荷物持っててくれる?」




と、私に2つのカバンを渡して、






ゴミ袋をよけてから、てきぱきとブルーシートを折りたたんで袋にいれた。








「カバンありがとう。

 よし、じゃあ行こうか。」







健一さんは自分のカバンを私から受け取ると、それを肩にかけ、










右手にはブルーシートの入った袋、左手にはゴミ袋を持って歩きだした。


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