キミが好きなのは俺

――ピーンポーン――





「・・・」





特に中から音がすることも無く、何も反応は無かった。




優くん・・・やっぱりお家に居ないのかな。





もう一度押してみる。



――ピーンポーン――





「・・・」





やっぱり何も反応はない。




寝ているのかな。それとも、おでかけしているのかな。




このままここで待っているのもどうかと思うし

うん、今日はもう帰ることにしよう。



２回押して反応が無いってことは、今は会えないってことだよね。




私は優くんに会うのを諦め、かかとを返し、自分の部屋に向かって歩き出した。





すると・・・