キミが好きなのは俺
だけど、ベッドのそばにある机の上にスポーツドリンクが置いてある以外は
特に何も見つからない。
もしかしたら、優くんスポーツドリンクしか飲んでいない…?
とても不安になった私は
「優くん、お薬は飲んだ?」
もし飲んでたら、二重で飲ませちゃうことになるから
これだけは確認したくて、もう一度優くんに顔を近づけて聞いてみる。
優くんは、弱々しく首を横に振った。
やっぱり・・・。
「優くん、ちょっと待っててね。すぐ戻ってくる。」