キミが好きなのは俺

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甘いかおりが漂うお花畑に囲まれ、誰かの手に引かれながら駆けていく私。





私よりも、大きくて、温かい手に包まれながら


陽菜ちゃん、と、少し低めの優しい声が聞こえる。





心地いいかおりと温度、そして声。






でも、私の手を引く少し低めの声の持ち主の顔は、よく見ることができない。







私を導くあなたは…誰?





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