キミが好きなのは俺
「そういえば、学校とか、用事とか、大丈夫だったか?」
私のことを心配した表情で見つめてくれる優くん。
「うん、今日は2コマまでだし、部活もない日だから、大丈夫だよ。
それよりも、優くんのことが心配になっちゃったから…」
「…あ、そっか。。。」
「きっと用事があっても来ちゃってたと思う。だから気にしないでっ」
そう言うと、私の方から顔を背け、窓の方を見る優くん。
あれ・・・私何か変なこと言っちゃったかな。
気に障る言葉だったかな。
どうしよう・・・もう帰った方が…。
「陽菜ちゃん。」