キミが好きなのは俺
いつもふざけてばっかりだけど、キャプテンとして、部員のことをちゃんと見てくれていて…
本当にすごいキャプテンだな。
「いや…大したことじゃ、ないんです。」
私が、部活に身が入らなかった理由、それは・・・
「男・・・か?」
「えっ!?」
「なになにー、図星か?」
すると、テンションが上がりだしたかずさんは、急に私の肩を抱いて、
「聞いてるよ、陽菜。」
私に顔を近づけて言った。
「え・・・何を…ですか?」