キミが好きなのは俺
2.偶然か、必然か


「亜紀ちゃーん!」




お昼休みになると、食堂はすごく混む。







午前の授業がなかった亜紀ちゃんに席を取っておいてもらっていたので、



亜紀ちゃんの姿を探して声をかける。








「そんなに大きな声で叫ばなくても
 聞こえるわよ。」




すでに席に座っていた亜紀ちゃんは、頭を掻きながら席を立ち

少し呆れた様子で答えた。


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