キミが好きなのは俺
慌ててベッド飛び出し
急いで準備を始める。
顔を洗いに洗面台へ行くと、
鏡に映る、少し寝癖のついた私と目が合う。
「はぁ、またやっちゃったよ...
亜紀ちゃんに怒られちゃうかな...」
学校に着いたらと想像をするだけで気持ちはブルーに。
今日は午前しか授業ないし、そんなに気合い入れなくても大丈夫、と
誰かに伝えるわけでもない言い訳を考えながら
さっとメイクを済ませて髪の毛を整える。