キミが好きなのは俺
~~~
“好き”という気持ちを伝えようと決意をしたのに、結局伝えられなかった。
私が、会いたい、話したい、一緒にいたいと思う人は
私とは真逆のことを思っているのだと知った。
私が次にしなければいけないことは
私の“好き”な人を傷つけないこと
嫌がることをしないことだった。
だけどそれは、私にとっては、ものすごく辛いことで
これからが見えなくなって
心に穴が開いてしまうことだった。
前向きだと思っていた決意は、辛くて悲しい決意によって、ふたをしなくてはならなくなった。
決意とは、人を強くするものだと思っていたけれど
時に残酷で
胸が張り裂けそうなくらいに、自分自身を傷つけるものだった。
~~~