想い ~それぞれの気持ち~

懐かしいこの感じ




❁さくらside❁



「今、のだれー?」


このグループの人は誰も同じ学校出身じゃないけど翔と同じ学校の人もいないみたい。


「んっとね、委員会一緒になった神谷翔だよ!」


「へー、そーなんだ」


聞いといてその対応か…


まぁ、いいんだけどね。


「それより零くんだっけ?かっこよくない?!」


朱里が声を輝かせていった。


零……くん?


誰だろ?


「朱里と同じ学校だったひと?」


「んーん、神谷翔の友達みたいだよ?」


翔の友達なんだー…


「昨日も教室に神谷翔だっけ?呼びに来てたよ。」

へー…そーなんだ。


翔の友達かー、どんな人だろ?


「朱里!今から零くんのクラス行ってみない?」


言い出したのはイケメンが好きでミーハーな未夢。


「いいよ!丁度ともだちにもあいたいし!」


優衣がそういうと、


みんなで零くんがいるらしい隣のクさラスへ向かった。






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