不良くんに愛されて
「オレが落ちてる理由はこの後だよ」


まだなんかあるのかよ!


「あいつ、家の前でオレに礼を言ったんだよ。そのとき、なんでか知んねぇけどキスしてた」


あっさりとそんなこと言うもんだから、危うく聞き逃しそうになった。


「は、キスした?お前が?自分から??」


楓翔は頷く。


「いや、それはさすがにヤバいだろ。楓ちゃん、絶対怒ってるって」


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