不良くんに愛されて
がんばって話そうって決心したのに…。


まだ楓翔の席に鞄がかかってる。


ってことは学校には残ってるんだ。


私は楓翔を探すことにした。


1階から5階まで、全部の教室を覗いてみたけどいない。


ある場所が私の頭をよぎった。


階段を上り屋上へ向かう。


相変わらずドアは錆びたままだ。


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