不良くんに愛されて
どんどん人気のないところに連れていかれる。


どうしようかと考えていたそのとき。


「お前ら、オレらの連れになんか用か?」


低く、威圧感のある声が聞こえてきた。


声のする方を見ると、同じクラスのあの不良くんたちがいた。


この人たち、こんなとこで何してるんだろ。


「お前ら誰だ?」


私の腕を掴んでいるヤンキーが言う。


< 27 / 174 >

この作品をシェア

pagetop