クールな公爵様のゆゆしき恋情
アレクセイ様はどこへ行ったのでしょうか。
アメルダ男爵とどこかへ行ったきり、お姿を見かけていません。
心配になった私は、アレクセイ様を探しに一人広間へ戻りました。
大勢の人達が居ますが、アレクセイ様はとても目立つので直ぐに見つける事が出来ます。
けれどいくら見回しても、アレクセイ様の豪奢な金髪は見つかりません。
どこかの部屋で休んでいるのでしょうか。
勝手知ったるアンテス城です。
私はアレクセイ様を探しに広間に近い、休憩所とし解放している部屋を見て回りましたが、ここにも居ません。
ふと思い立ち更に奥の一般には立入り禁止としている一角に向かいました。
アレクセイ様はお父様とお母様から家族の様な扱いを受けていますし、もしかしたら人気の無い奥の部屋で休んでいるのかもしれないと思ったのです。
灯りの漏れている部屋が無いか探していると、話し声が聞こえて来ました。
「こんな事になるとは思わなかった」
アレクセイ様の声です。
どうやら部屋からではなく、外から聞こえて来たようです。
直ぐ側に中庭への出入り口があります。
アレクセイ様はその先でお話をしているのでしょうか? どちらにしてもアメルダ男爵とのお話はまだ終っていないようです。
立去ろうとしたその時、思いがけない声が聞こえて来ました。
「ラウラとの事、後悔しているのか?」
アメルダ男爵とどこかへ行ったきり、お姿を見かけていません。
心配になった私は、アレクセイ様を探しに一人広間へ戻りました。
大勢の人達が居ますが、アレクセイ様はとても目立つので直ぐに見つける事が出来ます。
けれどいくら見回しても、アレクセイ様の豪奢な金髪は見つかりません。
どこかの部屋で休んでいるのでしょうか。
勝手知ったるアンテス城です。
私はアレクセイ様を探しに広間に近い、休憩所とし解放している部屋を見て回りましたが、ここにも居ません。
ふと思い立ち更に奥の一般には立入り禁止としている一角に向かいました。
アレクセイ様はお父様とお母様から家族の様な扱いを受けていますし、もしかしたら人気の無い奥の部屋で休んでいるのかもしれないと思ったのです。
灯りの漏れている部屋が無いか探していると、話し声が聞こえて来ました。
「こんな事になるとは思わなかった」
アレクセイ様の声です。
どうやら部屋からではなく、外から聞こえて来たようです。
直ぐ側に中庭への出入り口があります。
アレクセイ様はその先でお話をしているのでしょうか? どちらにしてもアメルダ男爵とのお話はまだ終っていないようです。
立去ろうとしたその時、思いがけない声が聞こえて来ました。
「ラウラとの事、後悔しているのか?」