Story-SORA.
「見ろよあれ!」

「どした?…………!」

ここは森の中。
周りにはたくさんの植物があるわけで…
例えば青とオレンジの色のりんごみたいなやつ。
紫色のさくらんぼみたいなやつ。
そして今にも口を大きく開けそうな花…?(花なのかわかんないが……)

「……腹減った」
「俺も−♪」

「は?お前ら朝飯食ってきてねぇの?」

「空だって食ってきてねぇくせに−」

ま、そうだけど。
でもさ?いくらなんでもあの果物(?)見て食欲はでねぇだろ。ってゆうか逆に食欲なくなるだろ…
なんなんだこいつらは…

「なぁ要?あのりんご半分こしねぇ?」

「ぃーょー」

半分こって…おまえらきもいから…
しかも青いとことオレンジのとこあるけど…?

「俺が青いほうっ♪要はオレンジのほうな?♪」

「ぁあ」

ぁ−、なるほど。そうやって分けるんだ?笑

で、うまい?うまいなら俺も食いたいんだけど?

「うまっ!」
「まずっ!」

「は?」

トモは泣きそうな顔をして、要はめちゃめちゃうれしそう。

「俺も食おう。……オレンジのとこだけ…笑」

「ずるいょ〜……俺も…」

トモが泣きながらふたつめの実をとる。

へぇ。青はまずいんだ…笑
おもしれぇ…
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