Story-SORA.
「これはこれはこちらの手違いがあったようで申し訳ありません。ここは{アスタル}という国です。この国は一見、とても平和なようにみえると思います。しかし実は魔女たちの争いや魔法使いたちの戦争などがたえないのです。そこで勇者三人に頼もうということになったのです。」

「へ?勇者三人って…俺ら?」

「はい。」

「なにを頼まれればいーの?争いに首つっこんじゃってぃぃの?」
俺はやけに楽しげに聞く。

「はい。そのために貴方方はアスタルに呼ばれたのです。」

まじかよ……まじかよ!俺の中の何かがものすごい勢いで沸き立つのがわかった。

「俺、やるよ!」

「空?まじかよ?」

「だって俺ら、そのために呼ばれたんだろ?俺らがやんなきゃだめなんじゃねーの?」

俺の気持ちが高ぶる。
こんな気持ちになったのは初めてだ。

「だったら俺もやるよ。」

「要!」

「正義の勇者だろ?悪くねぇじゃん。」

「…ぢゃぁ俺もやるよ」

「トモ!」

「俺ら三人にこわいもんはねぇよな!」

「ぁあ!」


俺はこんなのを待っていたんだ…
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