溺愛〜ラビリンス〜
「イヤ…」
逃げようと立ち上がるとまだ薬が効いているのか目眩がして倒れる。
「まだ薬が効いているから無理しちゃダメだよ。」
あつくんが近寄り私を抱き上げベッドへ下ろす。
怖い…助けて翔兄ぃ!助けて…ゆうくん!
涙が浮かび、あっという間にこぼれ落ちた。
「大丈夫だよ。怖くない。大人しくいい子にしてね。」
あつくんはそう言いながら、私の制服のボタンをはずし始めた。
言う事を聞かない体で必死に抵抗するけど、私の抵抗は意味のない事だった。
制服が脱がされブラウスのボタンにあつくんの手がかかった。
足をバタつかせ抵抗をしたけど、あっという間にあつくんの指が下着の中に入って行った。
抵抗を諦めさせる為かの様に深いキスを落とし、私の神経がキスに向いている間に下着が取り払われていた。
ここまで来てあつくんは本当に本気なんだと思い知らされ、止めてくれる事はないんだと悟る。
あつくんの指が私の中に入って来て思わず悲鳴をあげる。
「ッツ…痛い!イヤッ…」
私の悲鳴にも指の動きは止まらず、更に進んで行く。
「イヤァ!止めて!あぁ…ッ」