溺愛〜ラビリンス〜
「柚…イッたな?」
優しい声で言うゆうくんの言葉に羞恥心でいっぱいになる。
「嫌。ゆうくん見ないで……」
恥ずかしくてそう言う私にゆうくんは短いキスをした。
「チュッ」
「柚…恥ずかしがる事はない。全部俺に見せてくれ……柚の事を……一生分目に、心に焼き付けさせてくれ……」
「ゆうくん……」
ゆうくんは指を私の中から抜いて体を離し起き上がった。
小袋を開ける音がしていたけど、ゆうくんの方を見る事はできなかった。ゆうくんはすぐに私に覆い被さってきた。
「柚……好きだ。」
そう言った次の瞬間、私の中にゆうくんが入ってきた。
「ッツ!……ンッ…ンン…アッ………」
ゆうくんは私の体に刻み付けるように激しく、そしてありったけの自分の気持ちを示すように優しく私を抱いた。