溺愛〜ラビリンス〜
坂本 悠斗 side
今日は柚とデートの日だ。数日前から落ち着かなくて、昨夜はあまり眠れなかった。
柚の家に迎えに行くと、おばさんと翔真が出てきて見送ってくれた。翔真は当然だか機嫌が悪く、俺の事を睨んでいた。
翔真を無視しておばさんに挨拶をして柚を連れて出発する。
車の中では珍しく龍也がテンションが高く、日頃ウザい大輝のようで、これじゃ大輝を置いてきた意味がねぇ…とウンザリした。
でも、それだけ龍也もこのデートを喜んでくれているのは分かったし、ずっと俺の柚への想いを傍で見てきて心配したり、ヤキモキしたりしていたのだろうと思う…
水族館に着くと龍也は気を使い、俺達を二人きりにした。
離れた所で一応警護はする事になっているが、俺自身は自分の身くらい自分で守れる。だが、柚もいる事だし念には念を入れていざと言う時、龍也にはすぐ飛び出し柚を守るように言ってある。
龍也は柚に気づかれない様に離れ、俺達を見守ってくれていた。
柚と二人色々な魚が泳ぐ水槽を見ながら、俺は魚より水槽をじっと見ている柚の横顔を見ていた。
二人で写真を撮り、俺は嬉しくて顔がにやける。
柚の家に迎えに行くと、おばさんと翔真が出てきて見送ってくれた。翔真は当然だか機嫌が悪く、俺の事を睨んでいた。
翔真を無視しておばさんに挨拶をして柚を連れて出発する。
車の中では珍しく龍也がテンションが高く、日頃ウザい大輝のようで、これじゃ大輝を置いてきた意味がねぇ…とウンザリした。
でも、それだけ龍也もこのデートを喜んでくれているのは分かったし、ずっと俺の柚への想いを傍で見てきて心配したり、ヤキモキしたりしていたのだろうと思う…
水族館に着くと龍也は気を使い、俺達を二人きりにした。
離れた所で一応警護はする事になっているが、俺自身は自分の身くらい自分で守れる。だが、柚もいる事だし念には念を入れていざと言う時、龍也にはすぐ飛び出し柚を守るように言ってある。
龍也は柚に気づかれない様に離れ、俺達を見守ってくれていた。
柚と二人色々な魚が泳ぐ水槽を見ながら、俺は魚より水槽をじっと見ている柚の横顔を見ていた。
二人で写真を撮り、俺は嬉しくて顔がにやける。