続·地味子の仮面を外す時
Lesson5:絶望の淵から落ちちゃった
「あんた、やっぱ馬鹿なんだねw
ゆるすわけなくない?w大キライだよ、あんたなんて」


芽野はまだなおクスクスと笑っている。

「芽野...、嘘だったんですの?さっき、冬織様に言った言葉も、あたくしに抱きついてきてくれたのも...!」

あたくしはまだ希望を捨てなかった。

さっきの優しい顔の芽野を、嘘だなんて、思いたくなかったんですの。


でもそんな希望は、すぐに打ち砕かれたんざます___…。


「は?嘘に決まってんじゃんwあたしはあんたのこと、死ぬまでいたぶり続ける。」

あたくしは絶望の淵に立たされた。


「...そうだ、報酬をあげなきゃね、働いてくれた、給料」

芽野はそういうと、ポケットから使用済みのティッシュを取り出した。

そしてそれを、あたくしのほうに投げたんですの...!!!!!!!!!!!!!

「!!!!!!!なんですの、これは?」

「んー?あたしの使用済みティッシュw」

「いりませんわ、こんなもの!」


あたくしはそれを、ポイッと投げましたわ。だって、気持ち悪いですもの。

すると、芽野はあたくしをギロりと睨んで、

「黙れ!...あんたは一生、あたしの奴隷。服従しなさい、あたしに。

...毎日、地獄を見させてあげる」

そして、あたくしを殴ると、出ていった。

あたくしはその場で泣いた。
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