もしもわたしがプリキュアの友達だったら
入学式で
小学生時代の時、クラスのみんなに物を盗まれたり、騙されたり、『お前の夢なんて下らない。なったって意味ないよ』とバカにされてた。
毎日が苦しくて辛くてしんどかった頃、あるニュースにわたしは釘付けになった。
そのニュースはプリキュアが怪物と戦ってる光景だった。
もしも、もしもわたしがプリキュアの知り合いだったら、わたしのことも守ってくれるのだろうか?
そんな妄想が広がる。
そして自然とにやける。
知り合いになれる筈なんてないのに。
でもその日からわたしはプリキュアのファンになった。
ファンになって数ヶ月たったある日。
増子さんという女の子がプリキュアの写真を持ってるとのことでインタビューを受けていた。
報道記者『では、あなたはプリキュアに直接会った事があるんですね?』
増子さん『はい。わたし、彼女達と同じ学校なんです』
報道記者『ほお。ズバリその学校の名前は?』
増子さん『えっ。それはさすがにお答えできませんよ』
報道記者『そうですか。うーん、最後に一言お願いします』
増子さん『今年受験の子はぜひ私達の学校を受けて下さい。君の好きなプリキュアも通ってますよ』
(えっ…。それはホント?!増子さん)
増子さん『ホントです』
それからわたしの目標は決まっていた。増子さんと同じ制服の学校に合格する事。
そして見事、長い戦いの末、わたしは受かったのだ。
毎日が苦しくて辛くてしんどかった頃、あるニュースにわたしは釘付けになった。
そのニュースはプリキュアが怪物と戦ってる光景だった。
もしも、もしもわたしがプリキュアの知り合いだったら、わたしのことも守ってくれるのだろうか?
そんな妄想が広がる。
そして自然とにやける。
知り合いになれる筈なんてないのに。
でもその日からわたしはプリキュアのファンになった。
ファンになって数ヶ月たったある日。
増子さんという女の子がプリキュアの写真を持ってるとのことでインタビューを受けていた。
報道記者『では、あなたはプリキュアに直接会った事があるんですね?』
増子さん『はい。わたし、彼女達と同じ学校なんです』
報道記者『ほお。ズバリその学校の名前は?』
増子さん『えっ。それはさすがにお答えできませんよ』
報道記者『そうですか。うーん、最後に一言お願いします』
増子さん『今年受験の子はぜひ私達の学校を受けて下さい。君の好きなプリキュアも通ってますよ』
(えっ…。それはホント?!増子さん)
増子さん『ホントです』
それからわたしの目標は決まっていた。増子さんと同じ制服の学校に合格する事。
そして見事、長い戦いの末、わたしは受かったのだ。