隣の転校生。
君は転校生。


「転校生って、なんかドキドキしない?!」


「あーわかる。特に男子とか、マジやばいよね〜。あ、沙耶も転校生か!」


「そーだよ…忘れるなし〜。てかそれな。でもさ、うちの学校の男子とかは精神年齢低すぎてむりだわ〜〜」


「わかるわ。…そういえばさ、何日か前にきたよね。転校生。ね、朱?」


「…そーだね……ふっつーの男子だよ。ふっつーの。」



…懐かしいね……



…君の第一印象?平凡。普通。凡人。それしか思いつかないようなただの男子。いたってどこにもいるようなただの男子。


でもそんなことなかった。君は私が思ってたより、ううん、全然ちがう男の子だった。


……また、会いたいよ…
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