ツンデレ社長の甘い求愛
私のお母さんの姉である長日部 由美子(おさかべ ゆみこ)伯母さんは、御年五十八歳になる。
若い頃に旦那さんを亡くし、女手ひとつで一人息子の従弟を育ててきた。
従弟は私より五歳年上で、既に結婚し幸せな家庭を築いている。
由美子伯母さんは、女性なら誰でも憧れるバリバリの女社長だ。
通販サイト会社を経営しており、年商数十億円。
他にもマンションや飲食店経営へも着手している。
実は私が住むマンションも、由美子伯母さんが経営する賃貸マンションだったりする。
社会人になって上京してきた私に光熱費のみで貸してくれているのだ。
上京したての頃は一緒に住んでいたんだけど、なんせ由美子伯母さんは恋多き女でもあり、今は彼氏と同居中。
広すぎる部屋でひとり過ごすのは寂しくて、カイくんを迎え入れたのだ。
佐藤さんは由美子伯母さんの愛犬専属のペットシッターだった。
けれどカイくんを招き入れてすぐの頃亡くなってしまった。
それ以降由美子伯母さんは別れが辛いからとペットを飼うことはなく、私がカイくんを飼い始めたと聞いて、佐藤さんに頼んでくれて、今もこうして通ってくれている。
若い頃に旦那さんを亡くし、女手ひとつで一人息子の従弟を育ててきた。
従弟は私より五歳年上で、既に結婚し幸せな家庭を築いている。
由美子伯母さんは、女性なら誰でも憧れるバリバリの女社長だ。
通販サイト会社を経営しており、年商数十億円。
他にもマンションや飲食店経営へも着手している。
実は私が住むマンションも、由美子伯母さんが経営する賃貸マンションだったりする。
社会人になって上京してきた私に光熱費のみで貸してくれているのだ。
上京したての頃は一緒に住んでいたんだけど、なんせ由美子伯母さんは恋多き女でもあり、今は彼氏と同居中。
広すぎる部屋でひとり過ごすのは寂しくて、カイくんを迎え入れたのだ。
佐藤さんは由美子伯母さんの愛犬専属のペットシッターだった。
けれどカイくんを招き入れてすぐの頃亡くなってしまった。
それ以降由美子伯母さんは別れが辛いからとペットを飼うことはなく、私がカイくんを飼い始めたと聞いて、佐藤さんに頼んでくれて、今もこうして通ってくれている。