お隣さんの秘密
アパートにつくと白川先生の家の前に女の人がいる。
もしかして彼女さん?
綺麗なお姉さんがドアの前に立っている。
誰かと電話してるようだ。
あの前を通るのは何だか嫌だけどしょうがないよね、、。
さらっと軽くお辞儀をして通り抜けようとした。
「あ、ねぇ。」
「はっはい!」
突然声をかけられ声が裏返る。
「あなた、隼人の生徒?」
「白川先生ですか…??」
「白川先生なんて、、可愛いわね隼人も…」
笑みを浮かべる女性。
「これ渡しといて、”白川先生"に。
隼人があなたに渡せって。」
すると紙袋を渡された。
「えっ!!わたしですか!?」
「じゃあね。」
ニコッと笑ってその場から離れた。
ここに住むと何かと先生に巻き込まれてしまう。。
この紙袋、、なんだろう。
預かりものをしたという事は、先生に渡さなくちゃいけないってことじゃん!!
お隣さんとして、白川さんにちゃんと渡さなくちゃ。