さくらの空
『というわけで先ほど帰ってきたわけですが、そういえば遥さんからの小包ってなんだったんでしょう?

気になるところではあるんですが、色々と疲れたので今日はこの辺で。

またメールしますね。』





柊さんへのメールを書き終え、布団に入る。

最近はこのパターンが多くなった。

夜メールを書いて朝返事を受け取る。

この不思議な関係もこれだけ続くと悪くない気がする。

どうでもいいような日常の報告でも話せる人がいると何か毎日が楽しくなるというか新たな発見があるというか。

結局最初の桜という話しはどこかに行きかけているが。

まぁこういうのも悪くないな。

そんなことを思いつつ眠りに導かれていった。
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