苦手な言葉レンタルします!「辞めます!」編
「これに必要事項を記入するだけで良いんですね?身分証明書は、自動車免許証でも大丈夫ですかね?」
「はい、お願いします」
沢木は、早々入会申込書へ必要事項を記入して提出した。
「では、沢木様。今回は、どんなお言葉をお貸ししましょうか?」
「それは、決まってるんですよ。僕、営業の社員なんですがね、うちの会社がひどい会社で・・・。要するに、日々辞めたいと思っているんですが、辞めるの一言がいえないんです!」
「解りました。そういうことだったら、お力になれると思いますよ!」
言野霊子はカウンターの奥の部屋へ一度入って、黒字に金色で「言霊」と刺繍された手に平に入る大きさの巾着袋を手に戻ってきた。
「はい、お願いします」
沢木は、早々入会申込書へ必要事項を記入して提出した。
「では、沢木様。今回は、どんなお言葉をお貸ししましょうか?」
「それは、決まってるんですよ。僕、営業の社員なんですがね、うちの会社がひどい会社で・・・。要するに、日々辞めたいと思っているんですが、辞めるの一言がいえないんです!」
「解りました。そういうことだったら、お力になれると思いますよ!」
言野霊子はカウンターの奥の部屋へ一度入って、黒字に金色で「言霊」と刺繍された手に平に入る大きさの巾着袋を手に戻ってきた。