好きって言ったら、どうする?
▼勇side▼
──────ガラガラ…
「こんばんわー!
お邪魔しますー!」
「いらっしゃいーっ。
今日も勇に用かな?」
「はい!お願いします!」
────あの出前の件から少し経った頃
後日ここへ本当に皿を返しに来た金田が
こうして数日おきに
店へ顔を出すようになっていた。
それも
何故か 俺に会いに。
「……何か用。」
「冷たすぎるわ進藤くん!
そないな態度取らんくてもええやん!」
そして今日も
特に用はないくせに
ここへやってきた金田へ
俺がそう、軽くあしらう。
金田はそれを気にする様子なく
いつものように
カウンターの席に座って、注文をした。
「あのラーメンお願い!」
「はいはい。」
そしてそう言うと
俺は金田に あの日出前で持って行ったものと同じラーメンを
カウンターに差し出す。
金田はそれを受け取って
美味しそうに、それを頬張った。
「相変わらず美味しいなぁ!
さすが進藤くん作のラーメンやね。」
「店長の仕込みだけどな。」
「そこはありがたく照れとくとこやで進藤くん。」
もー、ノリ悪いわー!と
怒る金田を放っておきながら
俺が洗い物やらの仕事をこなしていると
金田は不意に箸を止めて
俺に質問をしてくる。
──────ガラガラ…
「こんばんわー!
お邪魔しますー!」
「いらっしゃいーっ。
今日も勇に用かな?」
「はい!お願いします!」
────あの出前の件から少し経った頃
後日ここへ本当に皿を返しに来た金田が
こうして数日おきに
店へ顔を出すようになっていた。
それも
何故か 俺に会いに。
「……何か用。」
「冷たすぎるわ進藤くん!
そないな態度取らんくてもええやん!」
そして今日も
特に用はないくせに
ここへやってきた金田へ
俺がそう、軽くあしらう。
金田はそれを気にする様子なく
いつものように
カウンターの席に座って、注文をした。
「あのラーメンお願い!」
「はいはい。」
そしてそう言うと
俺は金田に あの日出前で持って行ったものと同じラーメンを
カウンターに差し出す。
金田はそれを受け取って
美味しそうに、それを頬張った。
「相変わらず美味しいなぁ!
さすが進藤くん作のラーメンやね。」
「店長の仕込みだけどな。」
「そこはありがたく照れとくとこやで進藤くん。」
もー、ノリ悪いわー!と
怒る金田を放っておきながら
俺が洗い物やらの仕事をこなしていると
金田は不意に箸を止めて
俺に質問をしてくる。