好きって言ったら、どうする?








─────次の日










「カナ、見てこれ!可愛くない??」

「可愛い!似合うよ柑奈!」









私はカナの家に泊まり、

それから一緒に 今日は買い物に来ていた。






冬のセールが始まっているからと


私はカナに連れられ
ショッピングセンターへ。






そこで服を見ながら

昨日話しきれなかった話なども
ここで話していた。









「カナ彼氏は?大学で出来た??」

「んー?えへへ。
実は出来たんだ〜夏から!」

「えー!!そうなの?!」









服を買って、他のお店を見ながら
歩いている時に


私はカナからそんな報告を受けて

驚いてそう声を上げる。







高校の時はあまり自分は恋愛に興味のなかったカナが

こうして彼氏が出来たことに
何だか嬉しい気持ちがこみ上げた。







…そっかぁ、彼氏出来たんだぁ。









「良かったね!おめでとう!」

「あはは、ありがとう。
…柑奈は?大学ではどうなの?」

「────!」










(─────あ──。)








すると 不意に



カナからのその質問されて

一瞬…思わず 言葉を詰まらせた。







………私、は……










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