人狼ゲーム




ねこまたが、「はいっ。」と手を挙げ発言する。



「ツッキーを占いました。理由は、特にないです。誰が人狼とか、まだ僕には分からなかったので。結果、ツッキーは村人でした。」


ねこまたの占い結果を聞いて、心底ホッとした。

良かった、村人だと結果が出て。

俺はねこまたに礼を述べる。


「ねこまた、結果ありがとう。」


「えへへっ。僕も良かったよ。ツッキーが人狼って出たらどうしようって夜中ずっとドキドキしてたから。」


ギャルのあかりんが口を開く。

「まだねこまたが本物だって決まった訳じゃないわ。木の葉は、どうだったの?」

木の葉も占い結果を告げる。

「私は、メロンちゃんを占いました。私も、まだ誰が人狼っぽいとか分からなかったので.....勘です。結果は、村人でした。」


それを聞いたメロンは、巨乳を揺らしながら大いに喜ぶ。

「ありがとう木の葉ちゃーん!!木の葉ちゃんは、真の占い師目線で見るよ!」

そんなメロンをよそに、オールバックの眉間には皺が寄っていた。



「どっちも村人判定か...。まだ占いは信用出来ひんな。」


「霊能力者の結果はどうだったんだ?」


takuがそう尋ねると、家なき子はバツの悪そうな表情を浮かべる。


「昨日処刑されたダイは....村人でしたわ。つまり、この中にはまだ狼が3人いるってことですわね。」




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