極上な御曹司にとろ甘に愛されています
しかも、イケメンのふたりがじゃれ合ってる様子は見てるだけでお腹が一杯になります。

「あの……真木さんのファンを怒らせるといけないので、お箸洗ってきます~」

後はふたりでごゆっくり~。

小さくふたりに声をかけると、箸を持ってそそくさと給湯室に逃げ込む。

なんか……この給湯室、すっかり私の避難場所になっちゃったな。

今度パイプ椅子でも置いとこうか。

水道で箸を洗いながら私は苦笑した。



午後も割りとゆっくりペースで仕事をするが、恭介が咳き込む回数が増えているような気がする。

苦しそうに「ゴホッゴホッ」って咳をしながらも、スマホにかかってきた電話に応対する恭介。
< 148 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop