極上な御曹司にとろ甘に愛されています
7、自分の全部をあげよう
「卓、助かったよ。ありがとね」
卓に手伝ってもらって恭介を彼の寝室のベッドまで運ぶ。
ダイニングルームで恭介が突然倒れた時は驚いた。
『恭介』って呼んでも全然反応しなくて、動揺した私は卓に恭介の家まで来てもらい、タクシーを呼んで救急病院に連れていったのだ。
卓がいなかったらすぐに病院には連れていけなかったに違いない。
診断結果は風邪。
急に倒れてしまったのは食事の量が少なくて一時的に抵糖症になったのではないかと、今日診てくれた先生は言っていた。
恭介……休みの時も食事をあまり取っていなかったんだろうな。
「……卓、悪いね」
ベッドに横になると、恭介は肩を大きく上下させ苦しそうに息を吐きながら礼を言う。
「恭介さんが倒れたって聞いた時は驚いたけど、風邪で良かったよ。萌姉、しっかり看病しろよ」
卓に手伝ってもらって恭介を彼の寝室のベッドまで運ぶ。
ダイニングルームで恭介が突然倒れた時は驚いた。
『恭介』って呼んでも全然反応しなくて、動揺した私は卓に恭介の家まで来てもらい、タクシーを呼んで救急病院に連れていったのだ。
卓がいなかったらすぐに病院には連れていけなかったに違いない。
診断結果は風邪。
急に倒れてしまったのは食事の量が少なくて一時的に抵糖症になったのではないかと、今日診てくれた先生は言っていた。
恭介……休みの時も食事をあまり取っていなかったんだろうな。
「……卓、悪いね」
ベッドに横になると、恭介は肩を大きく上下させ苦しそうに息を吐きながら礼を言う。
「恭介さんが倒れたって聞いた時は驚いたけど、風邪で良かったよ。萌姉、しっかり看病しろよ」