極上な御曹司にとろ甘に愛されています
「何の責任よ!何の!」

「男女が同じ屋根の下にいて何もないなんて俺は信じないけど。もう恭介さんと親しい中になっちゃった?」

卓が顔をニヤニヤさせるが、その目がいやらしい。

本当は恭介にキスとかされたけど、そんなこと言ったら余計からかってくるに違いない。

「なるわけない!」

力一杯卓の背中を叩けば、卓は顔をしかめた。

「いてえ。ひどいなあ。俺は俺なりに萌姉が行かず後家にならないか心配してるんだけど。それに萌姉が結婚してくれないと、俺も結婚しずらいじゃないか」

……そんな気遣いいらないよ。

自分が結婚するって想像すら出来ない。

卓が可愛いお嫁さん見つけて結婚する図はいくらでも想像できるんだけど……。

「……私は多分一生独身だよ。私のことは気にせず、いい子が見つかれば結婚決めなさいよ。それで、子供が生まれたら抱かせてね」
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