極上な御曹司にとろ甘に愛されています
俺の膝の上で萌が寝っころがって、アメリカから持ってきたDVDを何本も観る。
医療ものだが、萌も知っている俳優も出ているらしくて結構彼女は食いついて観ていた。
日本語の字幕がなくて大丈夫か心配だったが、ストーリーは理解できたようで……。
「この一ヶ月でヒアリング力アップしたんじゃないの?そのうち海外出張行けるんじゃないかな?」
贔屓目で見てるわけじゃない。
英語が苦手と聞いていた割りには、よくやってると思う。
会話も場数をこなせばもっとスムーズに話せるようになると思うし、何より萌の対応は一生懸命さが伝わるので相手も悪い印象は持たない。
「うっ……不吉なこと言わないで下さいよ。電話に出るのも怖いのに」
萌は嫌そうに顔をしかめる。
「度胸と慣れかな。一回行っちゃえばこんなもんなんだってきっと思うよ」
「そんな段階じゃないですよ。私に使う飛行機代がもったいないです。一度大学の卒業旅行でイギリスに行きましたけど、話すのとか全部友達任せでしたから、仕事でなんて無理です」
医療ものだが、萌も知っている俳優も出ているらしくて結構彼女は食いついて観ていた。
日本語の字幕がなくて大丈夫か心配だったが、ストーリーは理解できたようで……。
「この一ヶ月でヒアリング力アップしたんじゃないの?そのうち海外出張行けるんじゃないかな?」
贔屓目で見てるわけじゃない。
英語が苦手と聞いていた割りには、よくやってると思う。
会話も場数をこなせばもっとスムーズに話せるようになると思うし、何より萌の対応は一生懸命さが伝わるので相手も悪い印象は持たない。
「うっ……不吉なこと言わないで下さいよ。電話に出るのも怖いのに」
萌は嫌そうに顔をしかめる。
「度胸と慣れかな。一回行っちゃえばこんなもんなんだってきっと思うよ」
「そんな段階じゃないですよ。私に使う飛行機代がもったいないです。一度大学の卒業旅行でイギリスに行きましたけど、話すのとか全部友達任せでしたから、仕事でなんて無理です」