極上な御曹司にとろ甘に愛されています
多分、こういうのが癒しっていうんだろうな。

萌も最初は抵抗していたものの、今は猫みたいに俺の膝を枕にして寛いでいる。

最初に会った時のような警戒心はすっかりなくなっているのは喜ばしいことだ。

「だったら行きたいです」

萌が嬉しそうに俺に目を向ける。

「俺の車じゃ宇宙には行けないけど、行けるとこまで行ってみよう」

萌の頭を撫でながら、彼女と微笑みを交わした。

こんな風に彼女と時を重ねて、一緒の想い出が増えていくんだろうな。

これから彼女と過ごす時間を大切にしていきたい。

そう思った。
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