極上な御曹司にとろ甘に愛されています
名前を言わないところは卓らしいが、最近恭介とのことを気遣うようになってきた。
「うん」
何の用でかけてきたんだろうと思っていると、卓は上機嫌な声で話し出す。
『一応報告しとこうと思って。俺の就職先決まった』
電話の向こうでニンマリしている卓の姿が想像できる。
「あっ、そうなんだ。おめでとう!今度お祝いしてあげるよ。で、どこに決まったの?」
嬉しくて自然と笑みが溢れる。
姉としても卓の就職活動が上手くいくか心配だったのだ。
『水無瀬製薬』
卓の言葉にキョトンとする。
「え?うちの会社?」
予想もしてなくて、思わず卓に聞き返した。
『そう。まあ、俺は三鷹にある研究所勤務になりそうだけど、恭介さんに就職の相談したら研究所まで連れてってくれて開発の責任者とか紹介してくれてさあ。おまけに所長さんまで挨拶に来てビックリ。萌姉じゃあコネになんないけど、恭介さんて顔広いのなあ。さすが出来る男は違うわ』
「うん」
何の用でかけてきたんだろうと思っていると、卓は上機嫌な声で話し出す。
『一応報告しとこうと思って。俺の就職先決まった』
電話の向こうでニンマリしている卓の姿が想像できる。
「あっ、そうなんだ。おめでとう!今度お祝いしてあげるよ。で、どこに決まったの?」
嬉しくて自然と笑みが溢れる。
姉としても卓の就職活動が上手くいくか心配だったのだ。
『水無瀬製薬』
卓の言葉にキョトンとする。
「え?うちの会社?」
予想もしてなくて、思わず卓に聞き返した。
『そう。まあ、俺は三鷹にある研究所勤務になりそうだけど、恭介さんに就職の相談したら研究所まで連れてってくれて開発の責任者とか紹介してくれてさあ。おまけに所長さんまで挨拶に来てビックリ。萌姉じゃあコネになんないけど、恭介さんて顔広いのなあ。さすが出来る男は違うわ』