極上な御曹司にとろ甘に愛されています
11、天国から地獄へ
「今日はちょっと街に出かけようか?」
十二月の第三日曜日、遅めの昼食をふたりで食べていると、恭介がコーヒーを飲みながら言った。
十二月に入って世間はクリスマス一色。
テレビをつければ馴染みのクリスマスソングが流れ、綺麗なイルミネーションが街を彩る。
ずっとシングルベルだったクリスマス。
今年は恭介がいてうきうきモード。
彼とは週末婚のような状態がずっと続いているが、平日も会社に行けば隣の席に彼がいるのだからあまり甘えられないけど寂しいとは思わない。
恭介からはうちに引っ越せばって言われるんだけど、親に内緒で同棲なんて私の性格じゃ出来ないし、そこはきっぱりダメって断ってる。
仕事の方は英会話学校に通った甲斐もあり、英語アレルギーがなくなって英語での会話に慣れ、異動した当初に比べれば割りとスムーズにいくようになった。
週末はたまに恭介の知人のホームパーティに招かれたり、ふたりで料理をしたり、どこかにドライブに出かけたりしてすごく充実している。
恋も仕事も順調。このままの状態がずっと続けばいいな……。
十二月の第三日曜日、遅めの昼食をふたりで食べていると、恭介がコーヒーを飲みながら言った。
十二月に入って世間はクリスマス一色。
テレビをつければ馴染みのクリスマスソングが流れ、綺麗なイルミネーションが街を彩る。
ずっとシングルベルだったクリスマス。
今年は恭介がいてうきうきモード。
彼とは週末婚のような状態がずっと続いているが、平日も会社に行けば隣の席に彼がいるのだからあまり甘えられないけど寂しいとは思わない。
恭介からはうちに引っ越せばって言われるんだけど、親に内緒で同棲なんて私の性格じゃ出来ないし、そこはきっぱりダメって断ってる。
仕事の方は英会話学校に通った甲斐もあり、英語アレルギーがなくなって英語での会話に慣れ、異動した当初に比べれば割りとスムーズにいくようになった。
週末はたまに恭介の知人のホームパーティに招かれたり、ふたりで料理をしたり、どこかにドライブに出かけたりしてすごく充実している。
恋も仕事も順調。このままの状態がずっと続けばいいな……。