極上な御曹司にとろ甘に愛されています
弟はうちの鍵を持っていていつでも出入り自由。
「自分の家にいてどこが悪いの?」
不機嫌な顔でそう返せば、卓は顎に手を当てニヤリとした。
「恭介さんと喧嘩でもした?いつもなら休日は恭介さんのとこにいるだろ?」
「今日は後輩の結婚式があるからここにいるの。で、卓は何でうちに来たの?」
「俺のアパートにソーイングセットがなかったから萌姉の借りようと思って。コートのボタン取れちゃったんだよね」
卓は玄関を上がって部屋に入ると、コートのポケットからボタンを取り出して私に見せる。
「貸して。私がつけるよ」
私が手を差し出すと、卓は私にコートを預けキッチンに行きお茶を入れる。
勝手知ったる姉の家だ。
私は近くの棚からソーイングセットを取り出して、コートのボタンをつける。
他に緩んでるボタンがないか確認すると卓にコートを返した。
「はい、出来たよ。ソーイングセットくらい家に置いておけばいいのに」
「自分の家にいてどこが悪いの?」
不機嫌な顔でそう返せば、卓は顎に手を当てニヤリとした。
「恭介さんと喧嘩でもした?いつもなら休日は恭介さんのとこにいるだろ?」
「今日は後輩の結婚式があるからここにいるの。で、卓は何でうちに来たの?」
「俺のアパートにソーイングセットがなかったから萌姉の借りようと思って。コートのボタン取れちゃったんだよね」
卓は玄関を上がって部屋に入ると、コートのポケットからボタンを取り出して私に見せる。
「貸して。私がつけるよ」
私が手を差し出すと、卓は私にコートを預けキッチンに行きお茶を入れる。
勝手知ったる姉の家だ。
私は近くの棚からソーイングセットを取り出して、コートのボタンをつける。
他に緩んでるボタンがないか確認すると卓にコートを返した。
「はい、出来たよ。ソーイングセットくらい家に置いておけばいいのに」