極上な御曹司にとろ甘に愛されています
三月は真木さんが連れてきた可愛い派遣の女の子に業務を引き継ぎ、恭介と共にグローバル推進課のみんなに笑顔で送り出された。
そして月が変わって四月の今……私と恭介はロンドンにいる。
私達が住んでいるのは、会社から少し離れた高級住宅地にある煉瓦造りのお洒落な二階建ての家で、間取りは五LDK。
家主は会長で、ロンドン勤務の間私達に無償で貸してくれるそうだ。会長なりの結婚祝いらしい。
「萌、朝食出来たよ」
恭介が私に声をかけ、チュッと羽のようなキスをする。
彼のキスでハッと目が覚めると、私は慌ててベッドから飛び起きた。
「嘘……。今、何時?」
私はそう恭介に聞きながらも、ベッドサイドの時計を見る。
「七時だよ」
恭介が蕩けるような笑顔で答える。
「あ~、ごめんなさい。朝食作ろうと思ってたのに……」
ショック……。
私はベッドの上で頭を抱えた。
「時差ボケがまだ治ってないんだから無理しない。睡眠はしっかり取らないとね、奥さん」
そして月が変わって四月の今……私と恭介はロンドンにいる。
私達が住んでいるのは、会社から少し離れた高級住宅地にある煉瓦造りのお洒落な二階建ての家で、間取りは五LDK。
家主は会長で、ロンドン勤務の間私達に無償で貸してくれるそうだ。会長なりの結婚祝いらしい。
「萌、朝食出来たよ」
恭介が私に声をかけ、チュッと羽のようなキスをする。
彼のキスでハッと目が覚めると、私は慌ててベッドから飛び起きた。
「嘘……。今、何時?」
私はそう恭介に聞きながらも、ベッドサイドの時計を見る。
「七時だよ」
恭介が蕩けるような笑顔で答える。
「あ~、ごめんなさい。朝食作ろうと思ってたのに……」
ショック……。
私はベッドの上で頭を抱えた。
「時差ボケがまだ治ってないんだから無理しない。睡眠はしっかり取らないとね、奥さん」