極上な御曹司にとろ甘に愛されています
口を尖らせて言うと、萌は俺の腰に手を回してギュッと抱きついてきた。
「それが本心なら嬉しいけど。萌、なんか身体熱くない?」
俺に伝わってくる萌の身体の熱がすごく熱く感じる。
「……う~ん、熱いかも」
目を閉じながら自分の着ていた赤いカーディガンを脱ぐ萌。だが、それで終わらず下に着ていたブラウスまで脱ごうとする。
「萌、それは着てないと風邪引くよ」
慌てて子供に言うように注意して萌の手を止めるが、彼女の手があまりに熱くて驚いた。
酔っているから身体が熱いのかと思っていたが、これはどうもおかしい。
萌の額に手を当てると、かなり熱かった。
「すみません。広尾まで」
熱がある萌を彼女の家に送るのを諦め、俺はタクシーの運転手に自宅マンションの住所を教えた。
熱と眠気で口数が減った萌に自分の膝を貸す。
「萌、もうちょっとで着くから我慢して」
「それが本心なら嬉しいけど。萌、なんか身体熱くない?」
俺に伝わってくる萌の身体の熱がすごく熱く感じる。
「……う~ん、熱いかも」
目を閉じながら自分の着ていた赤いカーディガンを脱ぐ萌。だが、それで終わらず下に着ていたブラウスまで脱ごうとする。
「萌、それは着てないと風邪引くよ」
慌てて子供に言うように注意して萌の手を止めるが、彼女の手があまりに熱くて驚いた。
酔っているから身体が熱いのかと思っていたが、これはどうもおかしい。
萌の額に手を当てると、かなり熱かった。
「すみません。広尾まで」
熱がある萌を彼女の家に送るのを諦め、俺はタクシーの運転手に自宅マンションの住所を教えた。
熱と眠気で口数が減った萌に自分の膝を貸す。
「萌、もうちょっとで着くから我慢して」