極上な御曹司にとろ甘に愛されています
『十二月二日です』
『何でスマホで撮ってるの?』
『相田さんが可愛いから』
穏やかな声で言う高橋さんの言葉に満面の笑みを浮かべる私。
『そうなんだ。血液型は何型ですか?』
『AB型です。相田さんは?』
『私はAです。では、今恋人はいますか?』
酔っていたとはいえ、高橋さんに何て質問してるの~!
でも、彼はクスッと笑みを溢しながら答え、逆に私に意外な質問をする。
『いません。良かったら相田さんが俺の恋人になってみますか?』
聞いてるとうっとりするような優しい高橋さんの声音。
でも、今の私には彼が冗談で言ってるのがわかる。なのに……。
『うん、いいですよ。でも、恋人って具体的に何をするんでしょうね?う~ん……』
何が『うん、いいですよ』だ!
嬉しそうに返事をした自分に嫌気がさす。
『何でスマホで撮ってるの?』
『相田さんが可愛いから』
穏やかな声で言う高橋さんの言葉に満面の笑みを浮かべる私。
『そうなんだ。血液型は何型ですか?』
『AB型です。相田さんは?』
『私はAです。では、今恋人はいますか?』
酔っていたとはいえ、高橋さんに何て質問してるの~!
でも、彼はクスッと笑みを溢しながら答え、逆に私に意外な質問をする。
『いません。良かったら相田さんが俺の恋人になってみますか?』
聞いてるとうっとりするような優しい高橋さんの声音。
でも、今の私には彼が冗談で言ってるのがわかる。なのに……。
『うん、いいですよ。でも、恋人って具体的に何をするんでしょうね?う~ん……』
何が『うん、いいですよ』だ!
嬉しそうに返事をした自分に嫌気がさす。