お口にクダサイ~記憶の中のフレグランス~
「ビーンズサラダ、複数の意味はね、君の豆はひとつだよ。でもね、こう僕が可愛がってあげると、君の小さな小豆が大きくぷっくりとした大豆に変身するんだよ、ほらね、見てごらん」

「嫌だ、やめて」浴室内の鏡の前で脚を拡げさせられて、恥ずかしくて泣きそうになる。

「ぷっくりとして食べ頃だね。さて。ゆっくりと堪能しなきゃ。脚、閉じちゃだめだよ」

私の大豆のようにぷっくりと充血したそこにキスされて、唇で優しく貪るように弄ばれて、腰から砕けそうになるほどの快楽に襲われる。声を出し続けるしかなかった。

「これがやみつきみたいだね」さらに綿棒がそこに当てられて、くすぐるようにそこを撫でていく。口で綿棒で2つ合わさり【調理】され、おかしくなりそうだった。

本当にビーンズサラダを堪能するかのように、舌なめずりをして味わっている。

「君から出るエキスがとろとろで、オリーブオイルと合わさって本当に熟れたビーンズサラダになった。もうギブアップかな?」

叫び声にも似た声が出る。
「言葉になってないよ、何いってるかわからないな。綿棒かなりいいでしょ?指や舌はこの繊細な動きは出来ないからね」

体をびくつかせ果てた私を抱き締める。体も顔も紅潮して、足がガクガクしてとまらない。

何度も可愛いとキスしてくれる。息が上がってしばらく声にならない。綿棒でなんてと思っていたのは大間違いだった。まさか私がサラダになるなんて・・・。
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