お口にクダサイ~記憶の中のフレグランス~
普段はブログを書いており、そこで小説を書き発表してきた。ブログでは過去に、リレー小説で優秀賞を頂いた事はあった。

自分は純文学、歴史小説、官能小説を好んで書いてきた。エンターテイメント要素の多い小説は苦手分野になる。

しかし、一度チャレンジしてみたいと思い、ベリーズ文庫大賞に応募してみたのである。

別のサイトで書いていた【お口にクダサイ】を消して、再度こちらで改めて書き直してトライする事にした。

ギャップをテーマにした恋愛小説と言うことで、私は実話である過去の恋愛について書こうと思った。

先生との一時の逢瀬を書くことに決めた。実話である分、他の作者さんのようにドキドキする要素が少ないと思う。

ここは、俺様なイケメン男性に無理やり彼女にされたり、妻にされたりという小説が人気が高いような気がした。

また少しずつそういったものが書けるよう、ここで勉強させてもらおうと思っている。

そして、選んだ題材が過去の先生との不倫関係だった。

ギャップ。華やかな先生と貧乳地味子の私との恋。

これを書くことで、否応なしに先生の事を思い出した。

懐かしむ感情とともに、当時は漠然と申し訳ないとしか思わなかった、先生の奥さんの事が思い起こされて、胸が痛んだ。
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