お口にクダサイ~記憶の中のフレグランス~
中学2年生にもなると、差はあるが女性らしい体つきになる。まだ大人になる過渡期ではあるが、すでに私はペチャパイだと言われていた。
大人になればもっと胸は大きくなるはず。信じて疑わなかった。
痩せていたからかもしれないが、申し訳程度しかない胸の膨らみで、寝転ぶとそれこそ洗濯板のようにまっ平らだった。
そしてその後、私の胸は大して成長せず、そのまま大人になってしまった。
「お前胸ないよな。○子は胸デカイのに」初体験の時、彼にこう言われた。ペチャパイだと言われても落ち込むのに、クラスメイトの女の子と比較され、泣きそうになった。
私の想像していたロマンチックなロストバージンの夢は、悉く打ち砕かれた。初体験の脚の間の痛みより、心が痛んだ。
口に白濁した彼の体液を出されて、口から吐き出しそうになるのに、全部飲んでと言われて、息をとめて飲み干した。
そして、スカートをまくったまま、脱がずに事に及んだせいで、彼が果てる時に出された体液が私のスカートに飛び散り、スカートに沢山の白い染みがついてしまった。
私は泣きながら服を着て、制止しようとする彼を振り切り、彼の家を飛び出した。
彼の体液が付着した白い染みつきのスカートを見られたくなくて、家に帰りごみ袋にスカートを入れ、ごみ捨て場に捨てた。
スカートをなくした事で、親にそれを聞かれたので、「図工の授業でペンキがついて捨てた」と苦しい言い訳をするしかなかった。母親から「制服のスカートは高いのよ!これから勝手に捨てないで。」と叱られた。
その次の日学校に行くと、彼は直ぐ様私に謝ってきたが、許せずに無視した。それっきり口を聞くこともなく、クラスが別になり、私たちはそれっきりだった。
別れたあとも、私は心にしこりを残したままだった。
大人になればもっと胸は大きくなるはず。信じて疑わなかった。
痩せていたからかもしれないが、申し訳程度しかない胸の膨らみで、寝転ぶとそれこそ洗濯板のようにまっ平らだった。
そしてその後、私の胸は大して成長せず、そのまま大人になってしまった。
「お前胸ないよな。○子は胸デカイのに」初体験の時、彼にこう言われた。ペチャパイだと言われても落ち込むのに、クラスメイトの女の子と比較され、泣きそうになった。
私の想像していたロマンチックなロストバージンの夢は、悉く打ち砕かれた。初体験の脚の間の痛みより、心が痛んだ。
口に白濁した彼の体液を出されて、口から吐き出しそうになるのに、全部飲んでと言われて、息をとめて飲み干した。
そして、スカートをまくったまま、脱がずに事に及んだせいで、彼が果てる時に出された体液が私のスカートに飛び散り、スカートに沢山の白い染みがついてしまった。
私は泣きながら服を着て、制止しようとする彼を振り切り、彼の家を飛び出した。
彼の体液が付着した白い染みつきのスカートを見られたくなくて、家に帰りごみ袋にスカートを入れ、ごみ捨て場に捨てた。
スカートをなくした事で、親にそれを聞かれたので、「図工の授業でペンキがついて捨てた」と苦しい言い訳をするしかなかった。母親から「制服のスカートは高いのよ!これから勝手に捨てないで。」と叱られた。
その次の日学校に行くと、彼は直ぐ様私に謝ってきたが、許せずに無視した。それっきり口を聞くこともなく、クラスが別になり、私たちはそれっきりだった。
別れたあとも、私は心にしこりを残したままだった。