お口にクダサイ~記憶の中のフレグランス~
先生はまた浴槽からホイップクリームのような泡を私の体に塗りたくる。

「?どうして浴槽の泡使うの?ボディーソープもあるのに」
「正しい泡風呂の入り方、知ってる?」
「知るわけないでしょ?」
「こうやって浴槽の泡を使って体を洗うんだよ」

先生の掌の泡は固いホイップクリームのようになり、私の体を撫でまわすようにして、洗われる。なすがままの私だった。

くすぐったいような、おかしな感覚だった。

「顔が赤いよ。熱い?それとも体を中途半端に触られて疼いているの?先生は意地悪く耳元で囁く。

「違うもん。あっ。やめ・・・」
「生クリームのホイップでおかしな妄想したでしょ?全身に塗りたくって可愛がってやればよかったかな?」

私の脚の間を、先生は泡まみれの掌で洗う。指が動くたびに体がびくんとなる。

「外国じゃね、シャワーせずに泡のままお風呂から上がるんだよ。大して気にならないみたいだよ。でも僕はきちんと君の泡を、奥の奥まできれいにしてあげるからね」

先生はシャワーを勢いよく出して、私に脚の間の泡を洗い流すと言い、脚を大きく開くように言ってきた。私は恥ずかしかったものの、洗い場の壁にもたれかかるようにして、脚を大きく開いた。

次の瞬間、脚の間の敏感な場所にシャワーが当てられ、私は声を出し続けた。
軽く体が痙攣し、そのまま私は果ててしまった。

「・・・エロチックな君が最高のプレゼントだよ、ありがとう」

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