ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~
番外最終章:Let’s start till the end! (望月明里視点)
初めて新居を見たとき、私は思わず「わぁ・・・!」と感嘆の声を上げた。
「これ、ホントに社宅なんですか!?」
「ああ」
「うわぁ。ひろーい。それに、見た目はアンティークっぽい味のある古さがあるけど、実はそんなに古くないっていうか・・・光さんが建てたおうちと同じ雰囲気ありますね、ここ」
クルッとふり向いた私に、光さんは「ああ」と言うと、少しだけ口角を上げた。
「光さんが建てたおうちと同じ雰囲気ある」って褒めゼリフが、どうやら嬉しかったみたい。
喜びで胸がキュンと疼いた私は、ニコッと微笑んだ。
「この家は、元社務所だったのを住居として改装したんだ」
「あぁなるほど・・。そう言われてみれば、天井が高いところとか、一部屋一部屋が広々としてるところに名残を感じますね。それに建ってる場所も緑に囲まれてて」
広い庭で駆け回って遊んでいる双子ちゃんたちを、光さんと私は、縁側に座って眺めている。
そんなステキな光景を思い浮かべたとき、私は自然と笑顔になっていた。
いいなぁ。この・・・「しっくりくる」って感じ。
「これ、ホントに社宅なんですか!?」
「ああ」
「うわぁ。ひろーい。それに、見た目はアンティークっぽい味のある古さがあるけど、実はそんなに古くないっていうか・・・光さんが建てたおうちと同じ雰囲気ありますね、ここ」
クルッとふり向いた私に、光さんは「ああ」と言うと、少しだけ口角を上げた。
「光さんが建てたおうちと同じ雰囲気ある」って褒めゼリフが、どうやら嬉しかったみたい。
喜びで胸がキュンと疼いた私は、ニコッと微笑んだ。
「この家は、元社務所だったのを住居として改装したんだ」
「あぁなるほど・・。そう言われてみれば、天井が高いところとか、一部屋一部屋が広々としてるところに名残を感じますね。それに建ってる場所も緑に囲まれてて」
広い庭で駆け回って遊んでいる双子ちゃんたちを、光さんと私は、縁側に座って眺めている。
そんなステキな光景を思い浮かべたとき、私は自然と笑顔になっていた。
いいなぁ。この・・・「しっくりくる」って感じ。