私の青春、君の人生
疑問と不安と温かさと
あのみんなで遊んだ雪の日。
隼斗と全然話せなかった。
……いや、カラオケまでは話してた。
あたしがなんか変なこと言って、それからだ。
もしかしてあたし、避けられた?
もしそうだとしたらなにが原因?
あたしの言ったことが、思いがけず隼斗のことを傷つけた……?
あーダメだ。
なにもわからない。
隼斗は何を考えてるの?
あたしは、何を考えてるの?
自分でも理解できないことをぐるぐる考えてしまうのは、きっとこの熱のせいだ。
いくら考えても答えは出ないのに。