Beautifulworld~キミ色カラフル~

ーーーーー

しばらくして聞こえたのは意外な一言だった。


「オレに似てたから。」



「え?」


「お前の、





お前の瞳がオレと似てたから。」



それってどういう。って聞こうとしたけど聞けなかった。いや、聞いちゃいけない気がした。

この人の傷はもっともっと深い気がして。

簡単に覗いてはいけない気がした。


< 11 / 22 >

この作品をシェア

pagetop