Beautifulworld~キミ色カラフル~
少したった時、
雨の中低い声が聞こえた気がして。
恐る恐る後ろを向くと
ーーーえ?
そこには長身で茶髪のらテレビの中にいるような男が立っていた。
イ、イケメン!!!
「おい」
「は、はい!」
「何やってんだよって聞いてんだよ」
そう言って少し睨んで傘を差し出してきた茶髪のイケメンさん。
こ、怖っ!なんか言わなきゃ。
「いや、あの…」
ど、どうしよう。あんなこと言えないし、、
「まあいい。濡れてんな。」
「ついてこい」
え、どこいくの!?!?
でも怖いし、、。
私は恐怖に怯えながら黙ってついていくことにした。